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文法はわからなくてもいい!

受験勉強をしている高校生の8割以上がこんなことを言っています。

 

「英語の文法がわからない」

 

はい。それはそうでしょう。文法参考書や、先生の説明は、わけのわからない日本語(=文法用語)があふれていますよね。でも、みなさんがわからないと悩んでいるのは「日本語」なんです。英語の文法がわからないわけではないんです。

 

どうして、英文法の勉強が必要なんでしょうか。考えたことがありますか?以下の3点でしょう。

 

①文法問題に正解するため。

②正確に英語を読むため。

③正しく英語を書くため。

 

実は、参考書や先生の説明が全部わからなくても、というか、ほとんどわからなくても、①~③はできるようになるのです。これほんとですよ。じゃあ、どうすればいいか。

 

今持っている文法問題集や参考書の「例文」を全部暗記しましょう。日本語を見て、英語が書けるようにしてしまうのです。ごちゃごちゃした解説などさらっと読んでわからなければそれでいいです。とにかく日本語→英語がしっかり書けるようにするのです。集中すれば、2週間~1か月でできるはず。2年生の夏休みとか春休みに、ちょっと時間をとってやってしまえば、文法の勉強は終わりです。

 

あとは、ひたすらたくさん読む。そして過去問をやる。以上です。

 

「うそでしょ。。。」と思った人たくさんいると思います。でも、本当です。

 

おそらくみなさんが悩んでいるのは、こんなことじゃないでしょうか?

 

・第2文型と第3文型の違いがわからない。

・形式主語とか形式目的語が何かよくわからない。

・関係代名詞の制限的用法と非制限的用法の違いがわからない。

・仮定法過去と仮定法過去完了の違いがわからない。

 

ですよね。でもね、こういう「文法用語」が入試に出るわけではないのです。定期テストには出るかもしれませんが(たとえば、「この文と同じ文型なのはどれか」とか「関係代名詞の非制限的用法に注意して訳せ」とか)、入試には絶対出ません。入試に出ないことに悩む必要がありますか?また、英語が使えるようになることにも全く関係ありません。悩む意味はまったくないのです。

 

もう一度いいますが、文法に関しては、とりあえず問題集や参考書の例文を「日→英」で書けるようになれば、それで終わりです。ムダなことはやめましょう。

 

文法の勉強は最小限にして、あとは読む読む読む!!!

 

入試で配点が一番高いのは長文です。長文が読めるようになればなるほど、文法問題の得点も上がってきます。そもそも、日本語の文法はどうやって覚えましたか?問題集や参考書などやっていないはずです。たくさん聞いて、たくさん読んで、それで覚えてきたはずです。話し言葉は案外文法はめちゃくちゃなので、「読む」ことで正しい文法を身につけた、といったほうがよいでしょう。英語も同じです。最低限の「勉強」をしたら、あとはひたすら「読む」しかありません。

 

文法がわからないと正しく読めるようにはならない、という先生もいる(というか、多い?)と思いますが、これ、全くウソです。正しく読めるようになるから、文法がわかってくるのです。そして、正しく読めるようになるためには、たくさん読むのが一番効率的です。

 

「文法と単語」ができれば英語ができるようになる、というような「幻想」が日本中にまき散らされています。「単語」についても書きましたが、これは全くの幻想です。こういう幻想を広めているのは、英語業界と英語の先生です。なぜかわかりますか?単語とか文法って、教えるの簡単なんです。単語は、単語集を買わせて「覚えろ」といって小テストすればいい。文法は、参考書に書いてある説明をそのまま話してればいい。だから、教える側は何も考えなくていいんです。また、出版社から見れば、文法の参考書や単語集なんて作るのは恐ろしく簡単です。同じようなことをデザインだけ変えてつくって、著者や監修者で、有名な先生を名前を借りて、適当なキャッチコピーを考えて売るだけ。みんな「こないだ買った本ではダメだったから今度こそ」と言ってまた買ってしまうのです。この記事で書いた通り、ダイエット商法と同じです。

 

もうダマされてはいけません。文法や単語に時間をかけても、英語の偏差値は絶対にあがりません!

 

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