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英語「ムラ」にご注意を!

原子力「ムラ」という言葉ご存知ですよね。

 

最近英語教育界で「英語ムラ」という言葉を、ちょくちょく耳にします。予備校のカリスマ講師であり、今や文科省有識者会議メンバーで、日本の英語教育界のリーダー的存在である安河内先生も講演会で「私も英語ムラの一員ですが」とおっしゃっていました。英語「ムラ」というのは、原子力「ムラ」と同じく、官(行政)・学(学者、教師)・産(産業)が一体となって、「英語」をネタにして「既得権益」を死守し、拡大するという皮肉を込めた言葉です。

 

私は「学」担当なので、「学」の実情をちょくちょくお話していますが、私たち教師はいろんな意味で、生徒の「上」に立たないと学校が崩壊してしまいます。だから「ゆるなが・やさたくでいいんだよ!」「間違いは気にするな!」「あいまいでいいよ!」と言ってしまうと、実は立場が苦しくなる。生徒が簡単に読めないような難しい教材を与えて予習を課し、自分自身は「教師用指導書(Teachers' Manual)」を見て全訳や文法ポイントや練習問題の答えを教科書に書き込んで授業に行く(訳や指導ポイント、解答が赤字で印刷してあり表紙は生徒用と全く同じの「指導用教科書」というのも売っています。学校予算、つまり、税金で購入しています)。

 

生徒はテストがあるので、授業を無視するわけにはいきません。「もっと英語を使えるようなことをしてほしい」と言われたら、「大学入試はどうするんだ?」と言われて黙るしかありません。逆に、先生自身は自らの英語力を磨かなくても定年まで安泰というわけです。いってみれば既得権益です。

 

産(産業)の方は出版社から英会話学校まで、この不況の中活気づいているように見えます。本屋の英語コーナーは。毎週毎週新しい「学習本」が出ています。電車の広告も英会話学校のものが何と多いことか。。。会社ではTOEIC等で昇進が左右されるということもあり、英語業界は潤うばかりです。

 

次は「官」。グローバル、グローバルといって、英語ができないと生きていけないと日本人を追い立てています。中学、高校の先生が英語を使わせるような授業をすればすむことなのに、なんと小学校に英語を導入してしまいました。「英語難民」が低年齢化し、英語教育に「熱心な」親が増え、また「産」が儲かるという構図です。

 

英語「ムラ」がどんなものか、おわかりになったでしょうか。特に「先生」や「専門家」や「英語達人」などには注意された方がいいと思います。長年「業界」を見てきた私が言うのですから間違いないです。学術的な研究成果ややデータを提示しないで「特別な学習法」を紹介する専門家もたくさんいます。安河内先生のコラムの冒頭にも、

 

「独自の勉強法を開発して海外留学経験のないままTOEIC満点を獲得した安河内哲也先生」

 

 外国語を使えるようになるためには「使う」しかありません。この記事で紹介した4つの原則が全てだと私は思います。(理想の英語学習とは? 最新の言語学研究より