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辞書が手放せない日本人...

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毎日英語の先生を観察しているのですが、よくわからないことが多いですよね。

 

例えば、英語の先生は「最後は単語だ!」とか「まずは単語だ!」とかよく言っています。どっちやねん!と言いたいところでしょうが、問題はそういうことではなく、そう言っているんだから、先生自身は単語力には自信があるはずですよね。

 

だけど、

 

職員室では必ず辞書、それも「紙の辞書」を使って、授業の予習をしている先生がほとんどなのです。「えー?自分、単語覚えてないやん!」と突っ込みたくなるのですが、誰も突っ込みません。。。さらに、このインターネット時代に紙の辞書の見本がたくさん学校には送りつけられてくるんです。こんな笑っちゃう宣伝文句の辞書もあります。「インターネット時代」なら、とっととネットで調べますよね(笑)。今や紙の英和辞典は、高校で先生に無理矢理買わされる(いわゆる「採用」ってやつ)しか売る方法はないんでしょうね。

 

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それにしても、なんで英語の先生は辞書が手放せないでしょうね。要は、授業で「先生、この単語の意味なんですか?」と聞かれて「知りません」というのが恥ずかしいからだと思います。でも、先生ですら知らない単語を生徒が知っている必要ありますか?

 

結局「全ての単語を知っていなきゃいけない」という「ゆるながと正反対」のマインド・セットになってしまっているのです。だから、いつまでたっても英語が使えるようにならないのです。

 

多読では「辞書を使わない」ということが言われます。別に辞書を使いたいなら使ってもいいとは思うんですけど、やはり「全ての単語の意味を辞書で調べなきゃマインドセット」に洗脳されている日本人を解放するには、「辞書は使わない」と言った方がいいのかな、とも思います。この記事(完璧主義が諸悪の根源 Ambiguityを大切に! )で書いたように「曖昧」を受け入れるってのが大事なんですよ。

 

結局、何が言いたいかというと、単語集で単語を覚えても、何十年と知らない単語をいちいち辞書で調べても、いっこうに英語ができるようにはならない。「辞書を手放せない英語教師」がその証拠なんです。

 

さぁ、辞書なんか捨てて「ゆるなが」でいきましょう!

 

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