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教材中毒の英語教師

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公立高校3年の息子がいる友人が怒り狂ってこんな画像を送ってきました。3年生の「副教材」購入リスト。今どき合計14,000円なら普通かもしれませんが、内容をよーく見てください。そうなんです。約半分が英語。それも、毎年毎年英文法や英作文、同じようなのばかり買わされているとのこと。この友人はTOEIC900オーバー、英検1級なので、こういう問題集が大学入試に対しても意味がないことをよーく知っています。

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残念ながら、この学校の英語の先生が特別というわけではありません。どこの高校でもこんな感じです。私の息子は今年高校に入ったのですが、送られてきた教科書を整理していてこんなことを言いました。「なんかさぁ、英語だけ3年分送ってきたみたいなんだけど。だって、12冊もあるんだよ!」確かに英語だけで12冊ありました...

 

昨日、学校の「部署(専門用語で分掌といいます)」の歓送迎会をやりました。異動した先生が異動先で英語科と大喧嘩したというのです。理由を聞いてみると、担任に入った学年で買わせている英語の教材の量がものすごい。計算したら2万(!)にもなると。それで、新学期にまとめて全部渡して、小テストも3種類年間の予定を張り出すと。

 

「教材をね、山のように渡してやってこいといって、小テストする、そんなのは教育じゃないだろ、と言ったらさ、どこの学校でもそうしている、これくらいしないとあの子達は何もやらない、というんだよ。だから『あんたらには愛情のかけらもないのか!』って怒鳴っちゃったよ、ははは」

 

「いや実はうちの学校も似たようなものですけど」とはいえませんでしたが。。。

 

この記事で書いたよう(教材マニア...)に、一般の英語学習者の人も、教材中毒の人がたくさんいます。でも、自分の金で自分で選んで買っているので別に文句言われる筋合いはないでしょう。

 

教師の教材中毒はそうではありません。なんといったって「強制購入」させるわけですからね。「私はこれとこれはいりません」ということはできません。高校生の子供二人をもつ我が家には開いてもいない英語の問題集・参考書がごろごろ転がっています。

 

それだけやって、第一志望の大学に合格できるならいいでしょう。でも、毎年多くの生徒が高3になると塾・予備校に行き、それでも第一志望には落ちているんです。しかし先生は「努力が足りない」の一言ですましてしまいます。先日来た教育実習生にこの話をしたところ、「実は私は3年間まじめに、与えられたものは全部やりました。必死でした。でも、第一志望には落ちました。」ほらね、こういう生徒だっているんですよ。やらない生徒だって、サボってるわけじゃなくって、そもそも無理な量なんです。英語だけ勉強してればいいわけじゃないんですから。

 

毎年6月(教科書選定の時期)、と12月(副教材選定の時期)には、職員室は出版社の営業さんでいっぱいになります。どんなくだらない教材でも学校の先生にさえ気に入られれば数百冊売れるんですから、そりゃ必死ですよ。

 

教科書会社が、教科書付属の問題集を無料で配布した、けしからん!というこんなニュースがありましたけど(教科書協会会長を辞任へ 大修館社長「深くおわび」:話題のニュース:中日新聞(CHUNICHI Web))、高い金で購入させている先生よりも「無料ならその方が生徒にも保護者にもいい」と考える先生の方が良心的じゃないかとすら思ってしまいます。

 

英語教師の「教材中毒」問題、ぜひ多くの人に知ってもらいたいと思います。保護者の方は学校に苦情言ってください。

 

インターネットでいくらでも英語が読める聞けるこのご時勢に英語の「副教材」など必要ありません!そこら辺に転がっている英語を読める、聞けるようになるために先生が存在するのではないでしょうか。

 

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