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だから、文構造では何も解決しない。

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またまた文構造の話です。

 

英語の先生は、難しい、長い文を読む時には文構造を分析しないとダメといいます。でも、それ違うと私は思っています。この記事でも言いましたが、「意味がわかるから文構造がわかる」のだと思います。

 

例えば、この文章。とある大学の入試問題です。

 

Ishiguro: I think I, too, share these same worries. I attended a lecture by the European intellectual George Steiner, who is at Cambridge and very well known in Britain. I think you are familiar with many of his ideas. One of his constant worries is about all the cultures of the world disappearing because they are swallowed up by this ever-growing, large blanket called Anglo-American culture. He is very disturbed by the fact that scientific papers in China, and certainly here in Japan, are often written originally in English, because they have to be presented at conferences where only English is understood ― that in the communist countries the young people listen to the latest Western rock music. He is very afraid of a certain kind of death of culture, because this bland, colorless, huge blanket called Anglo-Americanism is spreading around the world. In order to survive, people have to sacrifice many things that make their culture unique and, in fact, make their art and culture mean something, and, instead, contribute to this meaningless blanket, this strange thing that is conquering the world.

 

簡単にいっちゃえば、世界中の文化が「英語化」されてしまう、こりゃよくない、ということですが、下線部の文の太字。make ...とcontribute to...が「どういう構造か」と生徒は聞いてくるんです。

 

これねぇ、文法的に解釈すれば、いかようにも解釈できますよ。peopleという主語の術語動詞、have toに続く不定詞、many thingsの後の関係代名詞thatの述語動詞(ってこの時点で正常な人は頭がおかしくなるでしょう)。

 

じゃあどうやってそれを判断するのか。

 

文脈しかないですよ。

 

この文脈だと、

 

「生き残るためには、独自の文化を犠牲にして、世界を征服しつつある英語化の波に飲み込まれるしかない」

 

と読むしかない。そこから考えると、最初の太字部分は「自分たちの文化を独自のものにし、そして実際に文化・芸術を意味のあるものにしてきた多くのものを犠牲にする」となりまして、んで、後半は「生き残るためには~を犠牲にして、その代わりに(文化を独自のものにする代わりに)、英語化の波に貢献しないといけない」ですね。

 

先生は文構造を立派に説明するかもしれませんが、そういう先生も絶対に文脈から文構造をとっているんですよ。

 

結局は文脈を読む力、つまり、背景知識と日本語を含めて本当の「読解力」が大切ということです。

 

「文の意味がわからなくてもいいから、とにかく辞書をひいて、文構造通りに訳してこい!」

 

なんて言う先生もたくさんいますが、そんなこといくらしても、絶対に入試の長文が読めるようにはなりませんよ。

 

高1、高2のみなさん、まずは日本語も英語も「読書」です!

 

受験生のみなさんも、問題集だけでなく、こういうサイトで日本語も英語も読んで本物の「読解力」を身につけましょう!

 

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