生の英語とは????
生の英語に触れるのが大切
ということをよく聞きます。このブログでも、まぁそういうことをずっと言っています。しかし、そもそも「生の英語」って何でしょうか?
逆に「生じゃない英語」とはどういう英語なんでしょうか。要は「教材」のことですね。教科書や問題集、参考書は全て学習者が「わかりやすい」ように「加工」されている、ということです。
「生の英語が大切」という先生は、おそらく自分自身が日常的に接している、あるいは今まで接してきたのが「生じゃない英語」だったからでしょう。私もそうでした。教員になって10年以上、英語は「学習するもの」だから、目・耳にするのは教材だけでしたね。
多読に出会って「生の英語に触れる」大切さがわかったのですが、でも最初のうちは、小説を読んでいても辞書を引いたり、知らなかった表現をメモったり、映画を見ても、よく聞こえないところをリピートしてディクテーションしたりと、どうしても「勉強」「学習」になってしまっていました。それが「楽しい学習」だと思っていましたが、「学習」である限り、せっかく生の英語を使っても生ではなくなってしまうでしょう。
生の英語に触れているのに「学習」になってしまうのはなぜでしょうか。それは、「全部わからなきゃいけない」「努力して向上しなければいけない」という「神話(Myth)」から逃れられていないからではないでしょうか。
全部わからなくても気にしない
という
ゆるながマインドセット
を忘れないで「生の英語」を「生のまま」味わいましょう!
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