MORE CAUGHT THAN TAUGHT!!! 習うより慣れろ!
アメリカに長いこと住んでいて、英語は私よりもできる生徒(高3)がいます。授業中、他の生徒が問題やったりしているとき、その生徒はすぐに終わってしまうので、私と英語で話しています。大学入試用長文問題集をやっているので、時々私も知らない単語が出てきます。「こういう単語、オレも知らないんだけど、君は普通に知ってるの?」と聞くと「はい、普通に」と。
「アメリカにいるときにどうやって単語覚えたの?」
「よくわからないですね。特に覚えようと思ったことはないです。」
「辞書とか使ってたの?」
「使ったことないですね。でも、小学校も中学校もとにかく大量に読まされるんですよ。」
ということです。結局、いつも言っているように「Exposure(浴びる)」を通して、単語も文法も覚えていくんです。
もちろん、日本に住んでいて英語を日常で使わない、それも大学入試やTOEFLなど、どう考えても自分のレベルよりもはるかに上のテストを受けなきゃいけない、というときには「勉強」することも必要でしょう。しかし、この記事(理想の英語学習とは?)で書いたように勉強はあくまで「25%以内」にするのが理想なんです。
高校生見ていても、まじめに単語小テストや文法小テストの勉強をして、小テストや定期テストの点は学年でもトップクラスなんですが、模試などの実力テストだとぜんぜんダメという生徒が毎年結構います。かわいそうですね。でも、こういう生徒はたくさん読んでいないんです。「浴びて」いないんです。逆に、多読をしている人は、単語や文法の勉強しても吸収が早いんです。いや、吸収が早いというか、勉強した単語や文法がを「浴びる」中で定着させていくといったほうがいいのでしょうか。あるいは、「浴びる」中で「ふわっと」体の中に入っていることが勉強でしっかり整理されるのか。。。まぁそこら辺はよくわかりませんが。
たくさん「浴びる」ためには、この記事(完璧主義が諸悪の根源 Ambiguityを大切に! )で書いたように
「ゆるなが」
で楽しくやりましょう!