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「単語集」を捨てて、旅に出よう!

通勤電車の中で毎朝必ず一人は、「英単語集」や「英語フレーズ集」を見ている人がいます。「そんなことやっても、絶対に英語はできるようにならないですよ」と言いたいのですが。。。

 

でも、多くの人が「単語集」や「フレーズ集」に走ってしまうのですよね。これは「単語やフレーズをたくさん覚えればできるようになるはず」という妄想から逃れられないからなんです。先生も出版社も英会話業界も、この「単語教」を広めようとします。なぜかわかりますか?

 

・本を作るのはバカみたいに簡単。単語やフレーズ並べ替えて、それっぽいデザイン、タイトル、キャッチコピーをつくればまた売れる。

・いくらやってもできるようにならないから、ずっと本が売れる。

・教えるのは簡単。「覚えろ!」といって、できるようにならなければ「努力が足りない」で済む。

 

このブログも参加しているブログランキングですが、やはり上位のブログでは「こんな表現がありますよ」と紹介しているものも多いですね。フレーズ集や単語集は人気なんですね、ホントに。

 

ちょっと嫌みを言えば、そういうのに走る人って結局「短期間でできるようになりたい」と思っているのでは?だから、「とりあえずこの一冊覚えてしまえば、ばら色の未来が開ける」みたいな錯覚に陥ってるのではないでしょうか。

 

単語やフレーズを「覚える」、それも日本語訳を言えるだけでなく、実際に使えるようになる方法は1つしかありません。

 

「実際に使っている中で何度も出会う」

 

これしかないんです。要は、たくさん読んで聞いて、気づいたらいつの間にか覚えている、というのが唯一の方法なんです。母語ではそうやって覚えてきたはずです。外国語でも同じです。文脈も何もないところで、日本語の訳語だけ覚えても、すぐに忘れるだけです。

 

「でも私は単語集で覚えてできるようになった」という人もいるのは確かです。ある男子生徒は「高3の10月に、あまりに長文が読めないのでやばいと思い、2週間で単語集1冊を完璧に覚えた。そしてすぐに、長文を読みまくった」と言っていました。しかし、この生徒も結局「覚えてすぐに読みまくった」のです。そして単語集は2週間限定で「他は何もやらず」覚えたそうです。

 

こんなことしなくても、高1からたくさん読んでいればもっと「楽」に単語が覚えられたはずなんですけどね。

 

とにかく、単語やフレーズを単発で「暗記」しようとしても、どこにも行けません。You ain't goin' nowhereってやつです。

 


Easy Guitar Songs - You Ain't Goin' Nowhere ...

※ギターをやっている人は、youtubeで"tutorial"で検索するとこういうのがたくさん出てきますよ。好きなことで「英語を使う」一つの例です。

 

単語集を捨てて「英語の世界」に旅立ちましょう!

 

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